【超初心者向】登山ギア何から買うの(前半)

こんにちは四国グラフィです。
今日はしこぐらプレゼンツ登山ギアランキング。

『登山はじめたいけどなんか色々買わなきゃなんでしょ

という方のために、ゼロから登山を楽しむために優先すべき登山グッズを10個ご紹介します。
登山ギアは高価なものが多くハードルを感じやすいですが、タイトルの通り超初心者向けに書き下ろしていますので、ぜひ気軽にお読みになってください。

全ての登山初心者を勝手に代表して、僕がかつて抱いていた疑問に対するアンサー形式で説明していきたいと思います。

評価の方法・傾向

まず今回の記事では、

『四国で無雪期の山に登る場合』

を想定し、必要性、コスパ、使用頻度 で評価したいと思います。

ランキングの傾向としては、
四国での登山は大部分のシーズンが暑いです。

想定が『雪のない四国の山』なので当然ですが、防寒着が上位にランクインしておりません。
また僕自身が始めたてに膝を痛めたことがあることも若干影響しています。

もちろん他の地域でも参考にしていただけるかと思いますが、気温や環境によって必要なものも変わりますのでその点はご留意ください。

これから各地でイチから登山の準備をする方の役に立てばな、と思います。

それではより必要な、ランキング上位からご紹介していきましょう!

1位 登山靴(トレッキングシューズ)

必要性  ★★★★★

コスパ  ★★★★

使用頻度 ★★★★★

Q.スニーカーじゃダメなの?

実際に履いてみればわかりますが、不整地を長距離歩く上では雲泥の差があります。

適切なソールの硬さと厚さがあり、足首をサポートしてくれるミドルからハイカットで、若干の防水性があるものを選びましょう。

登山靴の難しさは、高価な割に自分に適したものに出会うのが難しい点です。
1番のポイントは足に合うかどうかですので、実際に履いてみて選べる環境で買うことを強くお勧めします。

登山の主な要素は歩くことであり、歩きの質感に最も影響するのは登山靴です。
安全性・快適性に大きく寄与するため最も大事な登山ギアでしょう。

価格帯は様々ですが、無雪期~(四国ならば)初冬・残雪期まで使えるスリーシーズンモデルは1万円台から十分なものが入手可能です。

※冬季登山用は保温性に優れアイゼンなどに対応する冬靴を別に準備することをが必要ですが、それなりに値が張ります。

春〜秋で特に険しくない山ならばこちらを主に使ってます。安価で軽くて取り回しやすい。

2位 ザック(登山用リュック)

必要性  ★★★★★

コスパ  ★★★★⭐︎

使用頻度 ★★★★★

Q.普通のリュックでもいい?

必要なものを携帯して登ることができれば良いのですが、体にかかる負担を減らしたり、登山ギアを装着しやすいポケットやベルトが付いていることが重要です。
また一般的に汚れや濡れにも強い素材で作られています。

グレゴリーやコールマンなど、通勤通学でもアウトドアブランドは人気ですので、骨盤帯と前胸部から肩甲帯のベルトがあるものなどは登山で十分使用できるでしょう。

日帰りの軽登山を想定するならば30L前後の容量のものを選べば必要十分かと思います。

ドイターのフューチュラ、定番中の定番商品といったところです。

3位 レインウェア

必要性  ★★★★★

コスパ  ★★★★⭐︎

使用頻度 ★★★⭐︎⭐︎

Q.よく聞くけどレインウェアは高い……本当に必要かな?

多くの人が天気予報を参照して晴れた日に登りますが、高地の天候は変動しやすく通り雨に見舞われることはままあります。

すぐに下山できない位置で雨に濡れることは登山で最も出会いやすい地獄の1つです。
不快なのはもちろん消耗にもつながり大変危険ですので非常に重要です。

本当にめちゃめちゃしんどいですからね……(経験者談)

また、普通の雨合羽やポンチョなどの素材はビニール製が多く、外側からの雨は防げても体から蒸散する水分が内側に結露して濡れてしまいます。
着用して活動する前提だと防水及び透湿性が重要であり、その代表素材が有名なGORE-TEXです。

現在はブランド各社の独自素材も多くありますので、比較的安価軽量なものを選んで持参しておくことをお勧めします。

レインウェアは山頂での防寒着としても活用できますので、雨天以外でも活用することはできるでしょう。

また多くのブランドでデザインにも力を入れられている製品ですので、通勤通学でも最強の雨天コーデとして使えるかもしれません。

なおこの1-3位のギアを『三種の神器』と通称することが多いです。

僕のおすすめの天気予報アプリ・サイトの記事はこちら↓

天候予報アプリのススメ【四国登山2022】

登山を計画するにあたって、必ずチェックしなければならないのは天候です。多くの方が日常生活でも利用している天気予報ですが、四国でライトに登山を楽しむために使いや…

4位 ベースレイヤー

必要性  ★★★⭐︎⭐︎

コスパ  ★★★★★

使用頻度 ★★★★★

Q.レイヤーって何だろう?

登山での服装はレイヤリング、つまり重ね着を基本とします。
そのなかで素肌に直接触れる服がベースレイヤーと呼ばれます。

求められる機能は肌に密着して汗を吸って素早く外へ逃すこと(吸水速乾)で、優秀なベースレイヤーは汗による不快感や体温の喪失を防いでくれます。

上位に選出したのは使用できるシーズンが長く比較的安価で、夏場のインナーとして日常でも活躍してくれるからです。四国は暑いですしね。

薄手のベースレイヤーは非常にコスパが良いギアですので、服を揃えるならば最初に買っても良いと思います。

僕は日焼け防止も兼ねて通年ファイントラックの長袖を愛用しています。

Q.ヒート○ックって使える?

これはよく聞かれる質問です。

水分を吸って熱を保つ有名な肌着ですが、動いている時に暑く止まっている時に冷えやすいので登山には不向きだと考えます。

始めたてで失敗しやすいところですので知っておくべきかと思います。

5位 トレッキングポール

必要性  ★★★⭐︎⭐︎

コスパ  ★★★★★

使用頻度 ★★★★⭐︎

Q.杖でしょ? 体力自信あるしいらないと思うんだけど……。

他にたくさん有用なギアがある中で上位に選出させてもらったのがトレッキングポール。

登山中に下半身にかかる負担を一部上半身で請け負い、安全な行動距離を伸ばすことができるため仮に足腰が強くても使用するメリットは大きいです。

特に下りの負荷を軽減して膝や足首を守ることに繋がり、万が一負傷した場合患側のケアにもなります。
登りでも姿勢が前傾に崩れることを防いでくれるので、適切な姿勢を維持して歩くことができるでしょう。

全体重をかけて支持するものではありませんので使い方には注意が必要ですが、ポールを使用しての歩き方も練習で獲得するものですので持っておいて損はないです。

比較的安価なものでも十分実用できる商品が多いため、コスパには優れます。

※滑落の恐れがある雪山では、杖としてもピッケルを使いますので知っておきましょう。

6位~10位へ続く

しこぐら登山ギアランキングいかがででしょうか?

僕自身徐々に買い足してどんどん快適に山歩きが楽しめるようになりましたので、こちらの情報を参考に予算や計画に合わせてご自身のギアを充実させていただければと思います。

次の記事は後半10位までご紹介をしますので、ぜひ合わせてご覧くださいね。

https://shikogura.blog/?p=1159

登山ギアはとりあえず使って登ってみてから自分が必要とするものがわかる部分も大いにあります。
最初から高い買い物をたくさんするのは誰だってハードルが高いですよね。

ただ「必要な時にいざ無いと窮地に陥る」のが登山ギア。

しっかり必要性は認識した上で、登る山の下調べをして、十分な準備の上で挑戦する……を繰り返してレベルアップしていきましょう。

※初めから万全な準備をすることを軽視する趣旨の記事ではありませんので、その点はご容赦願います。

それではここまでお読みいただきありがとうございました。

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shikogura459@yahoo.co.jp

皆さんの推しギアは何でしょうか? ぜひ教えてくださいね!

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