エメラルドグリーンの八升渕【高知】
こんにちは四国グラフィです。
今回はマイナー写真スポットのシリーズです。
今回は高知県土佐町にある八升渕(はっしょうぶち) についてお届けします。
八升渕とは
八升渕は高知県土佐町瀬戸にある景勝地です。
渕(淵)は川の流れが緩やかで深みのある場所を指す言葉。
上流には瀬戸川渓谷やアメガエリの滝が位置しています。
瀬戸川渓谷には(特に紅葉時期) 多くの観光客が訪れますが、この八升渕に訪れる方は比較的少ないようです。
鮮やかなエメラルドグリーンの水面が美しく、土佐町の観光マップにはそのものずばり『エメラルドグリーンの八升渕』と記載されています。
一見周囲からわからない隠れスポットであり澄み切った静けさが特別な秘境感を生み出しています。
高知には仁淀ブルーに代表される美しい川景がたくさんありますが、個人的には水晶淵やにこ淵と並ぶ秘境といって差し支えないと思っています。
それではご紹介していきましょう。
事前準備
八升渕のエメラルドグリーンを間近で堪能する場合は車道から川辺まで土手を降りる必要があります。
長い距離ではないですが足元が悪く汚れやすいですので、動きやすい服装とスニーカーで訪れましょう。
ロープを掴んで降りる場所がありますので軍手などを準備しておくとなお良いです。
また冬季にはアクセスの際に周囲の林道が積雪・凍結している恐れがありますので、冬用タイヤの装着などを確認してください。
※訪れる際には自然物を壊したり景観を損なうことのないよう、また人工物を残したりすることのないように注意してください。
アクセス
八升渕へは瀬戸川渓谷を目指して自動車でアクセスすることになります。
県道6号線(高知伊予三島線) 沿いに位置しています。
高知市朝倉より大川村までをつなぐ道ですが、ほぼ全ての区間が道幅の狭い林道です。
より楽にアプローチするならば、大豊ICなどから国道439号を西に走り土佐町西石原で6号線に合流することができます。
※(439号線は四国の中山間部を東西に走る国道。特に徳島県側は酷道と呼ばれる。)
439号より6号線へ入るには薬師堂などを目印にすると良いです。
薬師堂;https://goo.gl/maps/6uLVHPSDja9ei5o89
6号線に入り芥川地域を通過して土佐町瀬戸へ到達すると、橋のかかる三叉路に出合います。
橋(黒丸橋)を渡り北側へ進むとアメガエリの滝やその先に稲村ダムがありますが、
この三叉路を右手(東、大川村方面)に100m程度進むと八升渕へ到着します。
八升渕を示すのは小さな看板です。
周囲の車道の広いところに駐車して近づいてみましょう。
看板前から八升渕へ
車道から水面の綺麗な色を伺うことができますが、少し土手を降りることで八升渕の側まで近寄れます。
何箇所からか降りられますが、看板のあるガードレールの切れ目に看板に向かって左側へ降りるのが最も簡単だと思います。
この場所のみ降りるためのロープが張られていますが、急な傾斜で足元も悪いですので慎重に降りましょう。
降りた先も苔生した岩と土手になっており、数歩分のスペースはありますが大変滑りやすいです。
Photography:八升渕
八升渕すぐそばに降り立っての眺めがこちらです。
八升渕では左手に上流から流れこむ小さな滝があり、
目の前で淀みを作ったあとに右奥に向けて緩やかに流れています。
傾斜はありますが、岩の上に三脚を立てての撮影も可能です。
八升渕は周囲に背の高い木々で覆われているため日光が降りてきづらいロケーションです。
日が高い時間で適度に雲がある日が適していると思います。
言わずもがなですが、水面の反射を避けるにはPLフィルターは持参しましょう。
日にもよりますが、落ち葉ぐるぐるの写真を撮るには水の流れが遅すぎることが多いです(数敗)。
あとがたり
今回は八升渕についてお届けしました。
しこぐらお勧めの秘境感満載スポットです。
土佐町に訪れる際はぜひ立ち寄ってみてください。
次の記事では同瀬戸川渓谷のアメガエリの滝についてお届けしたいと思います。
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それではここまでお読みくださりありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
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