轟の滝【日本の滝100選/高知】
こんにちはしこぐらBLOG です。
この記事では高知県香美市の轟の滝についてご紹介します。
Contents
轟の滝 概要

滝名 | 轟の滝 (とどろのたき) |
Todoro no taki - waterfalls | |
所在地 | 高知県香美市香北町猪野々柚子ノ木 |
アクセス | 自動車 高知市よりおよそ1時間10分 南国ICよりおよそ50分 アンパンマンミュージアムよりおよそ30分 |
駐車場 | およそ15台程度 無料・舗装 |
設備 | 自動販売機・公衆トイレ 期間限定 轟の滝茶屋が営業 |
遊歩道 | 20-25分ほど |
その他 | 日本の滝100選 落差約82m、3段段瀑 |
公式HP | 香美市website |
轟(とどろ) の滝は高知県香美市にある滝です。
四国で8本ある日本の滝100選に選ばれた滝のうち1つ。
高知県の指定天然記念物及び名勝となっています。
現t看板によると、日比原川由来の清流が白亜紀の礫質砂岩の断崖を流れる約82mの大型の滝であり、遊歩道から滝の直下まで降りて間近で鑑賞することができます。
蒼く光る滝壺はとても美しく、よく虹がかかることでも知られています。
玉織姫と平家伝説
轟の滝には四国各地でよく聞かれる平家にまつわる伝説が伝えられています。
轟の滝の滝壺には大蛇にさらわれた平家落人一門の娘・玉織姫(たまおりひめ)の悲しい伝説が残っている。
平家の一門・伊和三太夫には一人娘の玉織姫がいた。姫は美貌と機織り(はたおり)の名人として近郷に聞こえていた。
姫はある日、川向こうに機織り道具を返しに行ったまま夜になっても帰らなかった。
心配した父・三太夫は轟の滝の滝壺に大蛇が住んでいることに思い当たった。
大蛇にさらわれたと思った三太夫は激高し、家伝の名刀を握りしめて滝まで一目散に走った。
滝壺に着くや、小太刀を口くわえ滝壺めがけて飛び込んだ。
その水底には乾き切った岩盤の世界があり姫が三太夫を待っていた。
姫は秀麗な若侍を夫として引き合わせ、3日間三太夫を歓待した。
この若侍こそ大蛇の化身であった。
歓待の後、一緒に帰るよう促す父に、姫は自らの織った絹の巻物六反を形見に渡し、親不孝を詫びながら永遠の別れを告げた。
山里に戻った三太夫は3年の月日が経過していることに驚いた。
しかし、その後、三太夫の住む柚ノ木の里には平和な日々が訪れ次第に繁栄していったと伝えられている。
轟の滝
アクセスと遊歩道
轟の滝へは、高知市・高速道路南国ICより自動車で向かうのが良いでしょう。
電車やバスなどを利用しても自動車を使わずにアプローチするのは困難です(バス停美良布より14km)。
物部川沿いに国道195号を東へ走り、適当なところで対岸へ渡って吉井勇記念館の手前で現地の案内板に従って林道へ入ります。
支流である日比原川沿いに10分ほど走れば轟神社と駐車場に到着です。

キャラクターは瀧のシブキちゃん
(やなせたかし 作)
GoogleMap
遊歩道MAP

足元はスニーカーなどが推奨です
轟の滝の滝壺へ
実際に滝の撮影へ向かったときの記録をご紹介します。
時期は2024年の11月末ごろ。
この年は冷え込むのがとても遅く紅葉も全体的にとても遅れていました。
天候は晴れ、ちょうどお昼頃の撮影となります。
駐車場・茶屋より

トイレと自販機、茶屋あり

案内は基本的に豊富です

高知に移住されたご夫婦が
紅葉シーズンに営業されているそうです

日本の滝百選 轟の滝
遊歩道から展望所東家へ




綺麗な東家と一段下にもベンチ


轟の滝にて撮影

湿っていなければ岩場を伝って
滝のすぐそばまで近づけます
上の段を目指す場合は向かって左側から
回り込むように登るのが良いでしょう

ここからもまた違う滝の全景が見られます
Movie
Photography
EOS R5 RF24-105mm F4 L IS USM with CPL
Tap to enlarge please!










下の段の滝壺・滝の間近まではある程度難なくたどり着けると思いますが、
岩場が湿っている場合は滑るのでやめておきましょう。
また上の段の滝壺を見に行く場合は滑落したら命の危険があります。
帰り道の途中からも上の滝壺が見られますので、決して無理しないように。
轟神社へ戻る
帰り道は登り返すことになるので少ししんどいです。
一歩一歩登っていきましょう。
途中で1段目の滝壺を見られるスペースがあります。


石段を登りきれば、駐車場手前で見た轟神社の境内です。
滝の撮影を除くと約25分ほどの遊歩道です。

関連記事
近くには大荒の滝があり、こちらも大型の名瀑です。
他、アンパンマンミュージアム、やなせたかし記念館、山では御在所山などが見所です。
あとがたり
日本の滝百選より高知県の轟の滝でした。
とにかく雄大で美しいばかりでなく自由に近づくことのできる稀有な滝です。
晴れた日の滝壺は蒼い眼のような美しさで、虹がかかる様子は隠れた絶景。
遊歩道は少しばかりアップダウンがありますが、ぜひ展望所から降りて近づいて楽しんでほしいなと思います。
それではまた次の滝でお会いしましょう。
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