石鎚山三角点 探報
こんにちは四国グラフィです。
この記事では四国の誇る日本百名山の一座、霊峰石鎚山の三角点の探報記録をお届けしています。
山頂からは離れた位置にある石鎚山三角点。
一度はゲットしてみたいけど一体どこにあるの? という方のための記事です。
三角点『石鎚山』

三等三角点 石鎚
1920.94m
石鎚山三角点は山頂および最高点には位置せず、頂上社がある弥山山頂より北西へ約600m離れた位置に存在しています。
石鎚山〜二ノ森尾根間にあるいくつかのピークのうち東ノ冠岳と呼ばれる場所にあります。

三角点地図
※クリックで拡大できます

その後の分岐を二ノ森方面へ

一応、西ノ冠岳との間のコルまで進んでから尾根道を戻るのもできるそう
山頂より三角点を目指す
石鎚山頂 (弥山) に到着したら一休み。
ここから三角点を目指してみましょう。

迂回路側から下山を開始したらまもなく。
わかりにくいですが左手に二ノ森・面河渓方面の案内板が合流しています。

以前より通行者が増えて道がわかりやすくなったとのことですが、よく整備されている石鎚山道と比べたら荒れた道を通ります。
1箇所涸れ沢にロープが貼られていますので、湿っていたら滑らぬよう注意しましょう。

問題は尾根へ登る藪漕ぎです
10分ほど道なりに進むと面河分岐へ出ます。
面河分岐
ここは二ノ森方面へ。
面河渓からのコースと堂ケ森〜二ノ森のコースが合流するポイントです。

ここを越えたら尾根直下の気持ちのいいササ原の道を歩いてゆきます。
振り返って見える石鎚山弥山の姿もまた美しいです。

この先から東ノ冠岳付近の尾根へ向けて直登していきますが、特にランドマークはありません。
GPSを頼りに位置を確認して、ササの中に埋もれている薄い踏み跡を探してとりつきます。

これを抜けたら5分ほどで取り付くポイントです
東ノ冠岳へ直登
何本か踏み跡が見えますが、最も見えやすいのがこちらでした。
とはいえ、ご覧の通りかなりわかりにくいです。
見た目では道があるようには見えませんが、薮の下はしっかりと踏み跡が続いていますのでここを抜けて行きます。

胸の高さまでのササ原をかきわけて登ります。
わずかな距離ですが、なかなか苦労します。
中腹ほどで下からは見えない開けたスペースがあり、一息つきましょう。


ブッシュは左方向へ入っていくと道があります
三等三角点 石鎚
やっとのことで尾根上に辿りつくと三角点はもうすぐです。
お疲れさまでした。



三角点周囲
紹介した通りかなり一般登山者にとってはアクセスの悪い三角点ですが、いくつか見どころを紹介しておきます。
尾根北側にはシャクナゲやツツジが並んでおり、5月ごろには見事な花をつけるそうです。

また、東へ尾根伝いに辿っていくと、東ノ冠岳から弥山山頂を眺めることができます。とても神秘的。

一息ついたら元の道を降りるか、尾根道を西へ進み西のコルより登山道に戻りましょう。
お疲れ様でした。
あとがたり
今回は石鎚山三角点についてご紹介しました。
四国屈指の人気を誇る石鎚山ですが、三角点は行ったことないよって方も多いのではないでしょうか。
そんな方の三角点初探報の一助になれば幸いです。
少々気合のいる場所ではありますが十分な準備のもとで訪れてみてくださいね。
ササの葉が濡れていない日で、春の花目当てか紅葉時期がおすすめです。
それではまた次の山でお会いしましょう。
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