東三方ヶ森【愛媛/四国百名山】
こんにちは、しこぐらBLOGの四国グラフィです。
この記事では愛媛県の東三方ヶ森について、登山に必要な情報を写真や動画とともに纏めています。
※この記事の元になった登山は2025年11月末です。
東三方ヶ森
概要

(ひがしさんぽうがもり)
標高1232.7m
愛媛県今治市/西条市/東温市
四国百名山
東三方ヶ森は愛媛県で三つの市の境に位置する山で、四国百名山のひとつに選出されています。
三方ヶ森系は楢原山や明神ヶ森と並んで県北部高縄半島の主要山脈を成していますが、東三方ヶ森はその最高峰となります。
歩行距離・標高差があってそれなりにきつい山として知られていますが、山頂付近の尾根のシャクナゲ群落などが見所。
登山道に入る前では重信川上流の渓谷美、もしくは阿歌古渓谷を楽しみながら山道に入ることができます。
同山中には東温市などを流れる重信川の源流点があります。
登山口とアクセス
- 林道関屋線分岐 (山頂まで約2時間40分)
- 旧酒樽むら跡 (山頂まで約3時間30分)
東三方ヶ森でよく歩かれるコースは南側の2コース。
今回はそのうちコースタイムの短い林道関屋線からのコースを歩いています。
林道関屋線分岐

手前に1−2台分路側駐車可
愛媛県道152号線(寺尾重信線) 途中の分岐より、林道関屋線を歩くこと40分で登山口へ。
林道関屋線は落石や倒木などで荒れており2025年時点では一般車両で登山口へ到着するのは困難でした。
またその手前の寺尾重信線に関しても、東側西条市丹原町からの道は同様に荒れており狭く、ぎりぎり走行できるものの危なかったです。
迂回することになっても東温市側 (川内ICから北上して西から向かう) 方が安心かと思います。
なおその場合は途中でもうひとつのコース起点である旧酒樽むら跡を通過します。
Google Map
林道関屋線分岐点
登山コース紹介

活動時間 5時間
歩行距離 9.4km
獲得標高 860m
- 関屋林道分岐よりスタート
- 関屋林道を歩き重信川を上流へ遡る 渓流美よし
- 東三方ヶ森登山口
- 登山口からの急登
- 岩山三角点
- シャクナゲ尾根を歩く (途中部分的に眺望あり)
- 東三方ヶ森 山頂 (木々の合間から眺めがある程度)

登山記録
それでは、東三方ヶ森に向けて関屋林道分岐点からスタートです。
時期は11月の末ごろで林道周辺は紅葉が見頃でした。天候は晴れ、気温は10℃前後でした。

林道歩き

およそ40分ほどの林道歩き

登山口付近はジムニーなどでも無理でした

結構爽快なので歩いた方がマシ


向かって右奥に看板があります
東三方ヶ森登山口から

いきなりロープがあります
奥へまっすぐ進まないように注意

テープがあります

ここで一休みしてまた登る

すぐに岩山三角点を通過

これ以降シャクナゲが出てきます

"岩山"
標高1038.37m
シャクナゲ尾根から山頂へ

シャクナゲの尾根道です

開花期は素晴らしいでしょう

一部ロープがあります

関屋尾根分岐
下山時に取り間違え注意

東三方ヶ森山頂

周りは木々に囲まれます
中央に三角点あり

行動開始 9:16 → 山頂着 11:54

"赤子谷"
標高1232.82m

ちち山・笹が峰・瓶ヶ森などが視認できます

ちち山・笹が峰・瓶ヶ森などが視認できます

ちち山・笹が峰・瓶ヶ森などが視認できます
山頂からは阿歌古渓谷・旧酒樽むら跡へ降りる道のほか、中三方ヶ森・南三方ヶ森への縦走路があり、明神ヶ森などへのロングコースを歩かれる方もいるようですが通行者は少ないです。
上級者の方以外は基本的には計画しない方が無難でしょう。
尾根分岐での道迷いに気をつけて来た道を帰ります。
お疲れ様でした。
Movie
あとがたり
四国百名山のうちでも少しきつい印象のある東三方ヶ森。
下調べの中で林道歩きが長いことで敬遠されがちな部分があると思いますが、今回ご紹介したコースはかなり気楽に登れる範囲のものだと思います!
岩屋林道も渓谷沿いに四季の自然を歩ける道ですし、登山口以降も急登はあるけれど自然に恵まれたいい登山道です。シャクナゲの時期は特に良いでしょう。ほかヤマザクラもあるようです。
ぜひ目標の一座に加えられてはいかがでしょうか?
それでは今回もお読みいただきありがとうございました。
また次の山でお会いしましょう。
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