山犬嶽【徳島県上勝町】

こんにちは、しこぐらBLOGの四国グラフィです。
この記事では徳島県上勝町の山犬嶽について、登山に必要な情報を写真や動画とともに纏めています。

山犬嶽は初夏から真夏にかけてコース中盤の苔の名所が有名ですが、それ以外でも見所が豊富な名山です。

※この記事の元になった登山は2026年8月です。

山犬嶽
概要と見所

山犬嶽は徳島県南部、上勝町にある標高1000m足らずの山。
四国百名山・百山には選出されていないのが不思議なくらいで、見所も多く美しくレベルを問わず歩くことのできる素晴らしい山で、登山客も四国内の同エリアではかなり多い部類です。

上勝町随一の景観地として自治体の顔と位置付けられ、整備や景観保護に尽力されています。

山名の由来

別名は大師山、折株。
かつて山頂に山犬が口を開いたかのような岩石が形作られていたとのことで、現在に至るまで山犬嶽と呼ばれているそうです。

山頂が崩れ落ちたのは、勝浦町史によると元禄14年(1701年) とされているそうですが、現地の案内板によると寛文年間(1660年) と表記されています。

寛文年間(一六六〇) 野尻観音堂の先達は夏の旱続きで大変困っている百姓のために、山犬嶽に登り御祈祷をしたが一向に雨の降る気配が無いので、厩肥をもって山を汚して祈ったところ、にわかに天上かきくもり七日七夜にわたって雨が降り続き、山頂が崩れ落ちその岩石は土砂と共に麓の集落を埋め流し、勝浦川まで達した。山頂から眼下を見おろすと黒ずんだ巨岩が累々と雑木林の間に見ることが出来る。

南側のハイキングコースで目にする巨石群はこの大崩落によるものなのでしょうか。
勝浦川に点在する巨大な岩もおそらくはこの大崩落由来でしょう。
なお、見晴らし岩と呼ばれている巨石の上に立つと、コース中で唯一山犬嶽の山頂部を見上げることができます。

苔の名所

山犬嶽といえば何より、苔の名所として有名。

登山口より3−40分ほどのコース中程に、天然林の中に広がる岩石群とそこに生した水苔が、瑞々しく美しい景観を成しています。

コース中にはミニ八十八ヶ所として石仏が点々と祀られており、それも相まって神秘的な空間となっています。

登山口とアクセス

  • 山犬嶽登山口

県道16号(徳島上那賀線) から樫原の棚田方面へ走行。
上下2ヶ所の登山者用駐車場があります。

徳島市より車でおよそ1時間15分。
高知市から国道195号経由だとおよそ4時間弱です。

Google Map

登山コース紹介

山犬嶽 ハイキング周回コース

  • 山犬嶽登山口 (上の登山口から5min)
  • 苔の名所 (30min/1.1km)
  • 山の神さん (15min)
  • 東光神社(大師堂) (65min/1.6km)
    ... 東家あり
  • 山犬嶽山頂 (80min/1.8km)
    ... 山頂に行者ヶ丸の石像
  • 山犬嶽西峰山頂 (90min/1.9km)
    ... 一部眺望あり
  • 見晴らし岩 (120min/2.9km)
  • 山犬嶽案内板 (140min/3.2km)
  • 山犬嶽登山口 (170min/3.9km)
  • 総標高差 約435m

登山記録

それでは実際に山犬嶽に登った際の写真と記録をお届けします。
時期は8月中旬の真夏、暑さを避けるため7時ごろに登山口に到着しスタートです。

山犬嶽登山口

登り:苔の名所

Photography:山犬嶽の苔の名所

登り:東光寺/大師堂

山犬嶽山頂・西峰

下り:見晴らし岩・金刀比羅宮

下り:山犬嶽案内板・登山口まで

Photography:山犬嶽と見晴らし岩
Movie:山犬嶽

あとがたり

上勝町の名山、山犬嶽についてご紹介しました。
苔が見所という情報はご存知の方も多いと思いますが、美しい原生林に巨石群からの独特な展望、ミニ八十八ケ所や霊山の歴史など、短いコースにたくさんの魅力が詰め込まれたとても深い山であると感じます。

現在四国から百山が選ばれたら間違いなく選出されるだろうと思われますので、他県の方もこれを機に行き先のひとつに加えてみてはいかがでしょうか?

登山口までの道で見られる樫原の棚田も、田植えの時期などは景勝地として人気です。
近隣の方や農家の方のご迷惑にならないようにお楽しみくださいね。

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それでは今回もお読みいただきありがとうございました。

また次の山でお会いしましょう。

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今日も読んでくれてありがとう(^^)
また次の記事でお待ちしてます!