土佐矢筈山【高知/四国百名山】

こんにちは、しこぐらBLOGの四国グラフィです。

この記事では高知県の土佐矢筈山について、登山に必要な情報を写真や動画とともに纏めています。

※この記事の元になった登山は2025年8月です。

土佐矢筈山
概要と見所

土佐矢筈山は剣山地の西に位置する広大なササ原と抜群の眺望が魅力の山。

山頂が矢筈の形を成していることに由来する名と思われますが、徳島の同名の山と区別するため土佐矢筈山と呼ばれています。

小桧曽山と合わせて爽快な稜線を歩くコースが人気です。

登山口とアクセス

  • 京柱峠 (小桧曽山登山口)
  • 矢筈峠 (土佐矢筈山登山口)

土佐矢筈山の代表的な登山口は2つ。
北西にある大豊町の京柱峠、南東にある香美市の矢筈峠です。

今回はブナやモミの原生林も楽しめる京柱峠から小桧曽山へ登り、土佐矢筈山へ縦走するコースを紹介します。

しこぐらさん

矢筈峠は別名アリラン峠。
朝鮮半島出身の労働者が祖国の地形に似ていると呼んだことが由来だそう。

Google Map

京柱峠

酷道ヨサクの通称で有名な国道439号沿い
道は細いものの舗装道であり、楽な部類です

トイレなど設備はありません
通信電波も不安定です
峠の看板脇に数台駐車可能です
看板には"小桧曽山経由 矢筈山登山口"

登山コース紹介

  • 京柱峠から小桧曽山登山口へ
  • 緩やかに登りブナ原生林の分岐へ (どちらでも可)
  • 小桧曽山モミ千本の看板の大岩
  • 京柱分岐で矢筈山-小桧曽山間の稜線へ出る
  • 小桧曽山山頂 (90min)
  • 分岐へ戻り矢筈山方面へ、ニセピークを経由する
  • 稜線途中で展望ポイントあり
    土佐矢筈山全景、奥に天狗塚など
  • 山頂手前で再度樹林帯に入る
  • 土佐矢筈山山頂 (150min)

参考コースタイム

京柱峠→小桧曽山→土佐矢筈山→京柱峠

行動時間 5時間40分 (休憩時間別)
歩行距離 約10.1km
総標高差 約745m

歩行距離はやや長いものの登りは控えめで、
難所もなくかなり歩きやすい印象の登山道です。

登山記録

それでは実際に京柱峠から歩いた記録をご紹介します。

天候は晴れ、酷暑の8月上旬です。

小桧曽山登山口から

モミ千本の大岩

小桧曽山へ

小桧曽山の偽ピーク

寒峰・烏帽子山・石堂山・矢筈山(徳島
タップで解説あり

ササ原の稜線歩き

崩れた看板
←京柱峠 矢筈山→
山頂下でまた樹林帯に入ります
道が荒れて分かれていますので注意
痩せぎみの林ですが
モミジなどが生え並んでいます
矢筈峠からの道が合流します
山頂はもうすぐです
今更ですが高知県側の評価は
矢筈山で統一されています

土佐矢筈山 山頂

矢筈山山頂
ササに囲まれています
奥に剣山系が拡がる自然の展望所です
三等三角点"矢筈山"
標高1606.64m
牛の背〜天狗塚、奥に三嶺・剣山・次郎笈
右に香美白髪山、綱附森
帰りは往路を戻り京柱峠へ
お疲れ様でした
Photography
Movie

あとがたり

いかがでしたでしょうか?

京柱峠から小桧曽山・土佐矢筈山の本コースはしこぐらBLOGオススメの山のひとつです。

土佐矢筈山まで1時間程度と手頃な矢筈峠から登るのもよいですが、個人的にはこちらの京柱峠からのコースがオススメ。

眺望もさることながら、天然林にササ原、アップダウンの展開のある山道。
過程のさまざまな場所から景色を楽しめることなど、道中を通して楽しみが多いコースでした。

とてもいい登山コースの割に登山客が少なめなのも、景色を独占できる意味で魅力的です。
登山口までが長い運転になることがその要因となっているかと思いますが、それでも足を運んでみる価値のある山だと思います。

それでは今回もお読みいただきありがとうございました。

また次の山でお会いしましょう。

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