雲附山【香川/さぬき町】

こんにちは、しこぐらBLOGの四国グラフィです。

この記事では香川県さぬき市の雲附山について、登山に必要な情報を写真や動画とともに纏めています。

※この記事の元になった登山は2025年8月です。

雲附山
概要と見所

雲附山香川県さぬき市にある標高239.6mの低山。
高速道路高架側にある登山口は比較的アクセスが良く、早朝の軽登山やトレーニングにもよく歩かれている山です。

山名の由来は"雲を突くような山"との説があるようです。

讃岐の偉人である竹林上人ゆかりの地に造られた間川三十二勝のコースを裾野に含み、山中では竹林上人が築いた名勝の一部をみることができます。

竹林上人と間川三十二勝

竹林上人は讃岐出身の僧で、1760年ごろに現在の三木町に生誕。
多聞寺にて出家して"常人ではできない"修行を積んだ聖僧と伝えられます。

学問では儒教をはじめ書画、とくに竹の墨絵を好んで書き、そのほか俳句、和歌、詩文、算術にも長じ、生け花、茶の湯、さては大工、左官、石工のことまで通じていた、とされています。

上人は修行地として愛した間川の地区山中に仏の三十二相になぞらえた名勝を作り、それが整備されたのが間川三十二勝です。
奇岩、清流、竹林など、多彩な顔をあわせ持った、塵外の趣も豊かな、ミニハイキングコースとして歩かれています。

雲附山のコース中付近では、山臍石(さんさいせき)、白蓮池(びゃくれんいけ)、不可識峰(ふかしきほう)などを目にすることができるでしょう。

参考→さぬき市HP

登山口とアクセス

雲附山は里山らしく複数のコース・登り口がありますが、もっとも使用されている登山口を紹介しておきます。

高速道路志度ICから車で10分程度の雲附山登山口です。

Google Map

高松市内から30分程度のアクセスの良い登山口です
登山口への案内には乏しいですがmap検索で辿り着けます

登山口には設備は何もありませんが
志度IC降りて左折すぐのコンビニを利用して
準備を整えると良いでしょう

登山コース紹介

  • 雲附山登山口
  • <参道コース>石鎚神社 (25min)
  • 雲附山山頂 (5min)
  • 本通口分岐 (5min)
  • <本通り>白蓮池 (10min)
  • 不可識峰 (10min)
  • 東家展望所 (5min)
  • 山臍石 (10min)
  • 雲附山登山口 (10min)

およそ1時間30分弱で歩き切れるコースです。
歩行距離約2.5km、標高差240m程度。

登山記録

それでは実際に歩いた風景をお届けしていきます。
酷暑の8月、昼前からゆっくりスタートです。

雲附山
石鎚神社参道コース

石鎚神社

雲附山山頂

Photography
Movie

下山:本通りコース

あとがたり

歴史とヤマガラと戯れる愛すべき里山・雲附山でした。

この日は夏の暑い日にサクッと...というつもりでしたが、間川三十二景まで含めるとかなり見ごたえのあるコースになるかと思います。
今回は東に位置する一部しか見ませんでしたが、三十二景のハイキングコースを中心に歩くのもまた素晴らしいでしょう。

山としてはとにかく安心して歩ける身近な山という印象で、日頃のトレーニングコースにされている方が多いのも頷けます。
有名山や名勝ばかりでなく、このような身近な素晴らしい山にもどんどん登っていこうと思ういい1日でした。

それでは、今回もお読みいただきありがとうございました。

また次の山でお会いしましょう。

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